ラベル

2018年11月1日木曜日

【西日本豪雨】2018年10月31日付西教区よりの報告


主のみ名をたたえます。

西日本豪雨災害における、呉市安浦町でのボランティア作業と今後の展望についてのお知らせです。

(1)前回の報告以降(その22/10月14日)の奉仕について報告します。
  作業日は10月19日と10月26日のいずれも金曜日でした。
19日は、水原牧師と伊藤牧師が主として「建具整備(解体)」、「今後の支援計画策定」に携わりました。
26日は、水原牧師と渡邉克博牧師(浜松/浜名教会)とその御伴侶が主として「引っ越し支援、泥上げ」に携わりました。
特に26日に作業をさせて頂いたのは、安浦町の復旧のために被災当初から外部作業をされている建設会社宅です。ご自宅の側溝掃除は手付かずだったので、お手伝いを申し出たところ、満面の笑みで受け入れてくださいました。臭いと質感から、四カ月前の泥でした。

(2)「現地チーム」(水原、竹田大地、伊藤節彦)牧師は、以下の表に基づいての作業を今後も行って行きます。

第一期
react」やりなおす…床下/側溝泥出し 秋の作業を予定
第二期
recover」塗りなおす…壁補修 冬の作業を予定
第三期
relight」再点灯…電灯補修工事 クリスマス前を予定
第四期
recollect」片付ける…引っ越し支援 初春の作業を予定
第五期
resurrection」再生…建具整備 イースター前を予定

(3)11月以降も、週一度程度ではありますが、安浦町への関わりを絶やさずに保って行きます。近隣の方々にもお声掛けをして、お話をお伺いする中で、必要作業などを伺って行きます。被災宅Tさんの近隣の方で、95歳の独居の方がこちらの作業風景を気にされているご様子でした。その方のお宅は、ボランティアの助力で生活環境は整備されています。お話をたとえ短時間でもお伺いするなど、今後への展開の可能性が示唆されました。

(4)安浦サテライト(くれ災害ボランティアセンター)は、今後の運営を、東日本大震災での気仙沼市および、熊本地震での宇城町で支援経験のあるボランティア団体(任意団体)に委託する方針ということが確認出来ています。ボランティア受け入れは土日限定になっています

(5)以上の経緯の中で、「現地チーム」では、今後も平日にボランティアを受け入れ、主として安浦町内海北地区を拠点とし、作業と傾聴活動(「傾聴」というには短時間過ぎますので、短時間の問安活動)をしていきたいと思います。
また、安浦町内に拠点がある「NPO法人(高齢者/障がい者/児童)」関連施設とも接触を図ることを考えています。各方面からの交通の便に対応する用意はありますし、シオン教会徳山礼拝所は宿泊にも対応しています。お差し支えない範囲内で、教会の皆さまにご紹介ください。

(6)10月後半の記録をまとめております。こちらもお差し支えない範囲内で、教会の皆さまにご紹介ください。上記の活動は、全国、海外からの連帯献金によって行われています。教会、諸施設からのお捧げに感謝しております。

https://drive.google.com/file/d/1dzBG6tlCvCMGVqV9u7hD5KD_suihDSKh/view?usp=sharing

(7)11月は当面、11月2日()11月9日()11月16日()に作業を予定しております。11月後半の活動と展望については、中旬ごろにまたご連絡を差し上げます。

今後とも、お祈りの一つに加えて頂ければ幸いです。