ラベル

2023年2月9日木曜日

シリア・トルコ震災被災者支援のための緊急支援のためのルーテル連帯献金のお願い

報道等でご存じの通り、2023年2月6日にシリアとトルコ国境地域においてM7.8の地震が発生、甚大な被害が引き起こされました。

これに対応してルーテル世界連盟(LWF)では、現地パートナーであるカリタス・シリアと協力して、救援活動を行うこととなりました。

またアクト・アライアンスを通じて、現地支援のための募金が広く世界の教会に呼びかけられています。

詳細については、ルーテル世界連盟およびアクト・アライアンスのWEBサイトをご覧ください。

LWFのWEBサイト

http://www.lutheranworld.org/news/syriaturkey-call-donations-after-earthquake

アクト・アライアンスのWEBサイト

https://actalliance.org/act-news/act-members-responding-to-urgent-needs-after-earthquake-in-syria-and-turkey/

CWS-JAPANのWEBサイト

https://www.cwsjapan.org/2023/02/09/turkiye-syria-quake_1/


日本福音ルーテル教会では、ルーテル連帯献金として、LWFを通じてシリア・トルコ震災被災者支援を行うことといたしました。(さしあたってルーテル連帯献金の災害支援より100万円の送金を行います。)

個々の教会でも呼びかけをお願いいたします。

期間:2023年2月12日~3月31日(第一次締切)

連帯献金の送付先

郵便振替:00190-7-71734

口座名:「(宗)日本福音ルーテル教会」

「シリア・トルコ震災被災者支援献金」とご明記ください。

日本福音ルーテル教会事務局

2022年12月29日木曜日

JELC社会委員会「原子力政策転換の撤回を求める要望書」

日本福音ルーテル教会社会委員会が下記の要望書を官邸宛てに提出しました。

——

内閣総理大臣

岸田文雄様

原子力政策転換の撤回を求める要望書

 わたしたちは、現在政府が閣議決定を目指している原子力発電所への依存をすすめる原子力政策の転換に反対致します。

 政府の今回の方針転換は、休止中の原発の再稼働の加速、古い原発の運転期間延長、新型炉への建て替え促進が柱となっています。

 震災以降、「可能な限り依存度を低減していく」としてきたこれまでの政府の方針には、この国が地震大国であることばかりではなく、軍事的な攻撃目標ともなり得ること、未だ「核のゴミ処理」の道筋が立たないことなど、原発を維持していくことの様々なリスクを前提としていたはずであり、それなりの理由があったはずです。

 現在多くの原発の休止が継続しているのは、稼働させることのリスクが勘案されているからであって、それらは一朝一夕に解決される類のものではありません。また、もともと40年を耐用年数としていた原発を60年を越えてさらに稼働させることも、そもそも当初の設計を無視した愚行であって、老朽化した原発の事故リスクの増大は明らかです。新型炉への建て替えに至っては、建設地の反対も予想されるなど、総合的に見て経済的にも合理性のある政策とは思えません。

 3.11の震災・原発事故の傷跡は今なお深く、多くの人たちが住み慣れた土地に戻ることが出来ずに避難生活を余儀なくされています。使用済み核燃料や放射性廃棄物の処理問題にも解決の道筋が見えず、一旦事故が起これば、健康被害、経済的な疲弊によって、日本と周辺地域の将来を脅かすことになるのです。

 これら重大な政策変更を、充分な議論も将来的な見通しもないまま強行することは、この国の民主主義をも危険にさらすことになるでしょう。

  事故の惨禍から学んだ教訓を思い起こし、何が将来への責任を果たす道であるかを真剣に考えるべきときです。政府には、この度の政策転換を見直し、原発に頼らない新しいエネルギー政策へと踏み出していかれますよう、強く要望する次第です。

2022年12月26日

〒162-0842東京都新宿区市谷砂土原町1-1

日本福音ルーテル教会

社会委員会

委員長 小泉基

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JELC社会委員会「敵基地攻撃能力でなく地域安定のための外交努力を求める要望書」

日本福音ルーテル教会社会委員会が下記の要望書を官邸宛に送付しました。

——

内閣総理大臣

岸田文雄様

敵基地攻撃能力でなく地域安定のための外交努力を求める要望書

わたしたちは、政府が閣議決定をめざしている長射程ミサイルの開発・配備等による、 敵基地攻撃能力の保有に反対いたします。

政府が今回改定を準備している国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画の改 定は、たとえそれを「反撃能力」と言い換えたところで、他国への先制攻撃の準備であり、 敵基地攻撃能力の保有に他なりません。日本が、他国のミサイル基地や発射指令を行う都 市等にむけてのミサイル攻撃能力を保有することは、専守防衛を国是としてきたこの国の 防衛政策の大転換です。「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と 生存を保持しようと決意した」憲法前文の精神に反し、かえって東アジアの平和を危険に さらすものだといえます。敵が攻撃の準備をしただけで、攻撃を受ける前にミサイル攻撃 に踏み切る、あるいはその能力を準備するならば、それは先制攻撃、あるいは先制攻撃の 準備に他ならず、日本が二度とその過ちを犯さないと決意した戦争への道を再びひらくこ とになります。

またこの政策転換は、平和に対する脅威をもたらすだけではありません。GDP 比2% 拡大をめざすという泥沼のような軍事費の増大は、増税や教育・福祉・医療など社会保障予 算の削減によって、かえってこの国に暮らす人たちの生活を苦しくし、さらなる貧富の格 差をもたらすことになるでしょう。

わたしたち日本福音ルーテル教会は、過去の侵略戦争に協力してしまったことへの反省 と悔い改めから、2006 年の第 22 回定期総会において「21世紀の時代、『日本国憲法』 の前文と第9条が現に有する理念の具現化こそ、わが国がなすべき世界における国際貢献 であり、かつ平和貢献であると確信するものである」と宣言するなど、軍備増強に反対す る姿勢を表明してきました。

わたしたちは、いま必要なのは軍備の拡張による見せかけの抑止力ではなく、東アジア に平和をもたらす積極的な平和外交に他ならないと考えます。政府におかれましては、防 衛政策の転換を撤廃し、軍事費を増大させることなく、市民の暮らしのための予算を拡充 させ、東アジアの緊張緩和、平和樹立に直結する平和外交へと踏み出して行かれますよう、 強く要望する次第です。

2022年12月8日

〒 162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町 1-1

日本福音ルーテル教会

社会委員会

委員長 小泉基

PDFはこちら

2022年10月2日日曜日

東教区女性会第4回秋の女性の集い・礼拝のみ言葉に聴く恵みと『音楽による心の癒しを求めて』のご案内

 25期東教区女性会・第4回秋の女性の集い〜礼拝のみ言葉に聴く恵みと「音楽による心の癒しを求めて」〜

日時:10月8日(土)10:00-12:05

会場:日本福音ルーテル東京教会

YouTubeでの配信も行われます。

オリエンテーション−9:50〜10:00 

【第1部】−開会礼拝− 10:00〜10:25

奨 励:「神の恵みを生きよう」坂本千歳 八王子教会牧師

−休 憩−10:25〜10:40

【第2部】10:40〜11:35 

「音楽による心の癒しを求めて」−ヴァイオリンとピアノによるミニ・コンサート−

*船山 嘉秋/ヴァイオリン*佐藤 裕子/ピアノ

“四 季”より春/無伴奏パルティータ第3番/愛の挨拶/夜空ノムコウ/見上げてごらん夜の星を/千の風になって/アンダンテ・カンタービレ/かがやく日を仰ぐとき ほか

−閉会礼拝−11:35〜11:55

奨 励:「一瞬の永遠、永遠の一瞬」松本義宣 東京教会牧師

開会/閉会礼拝 奏楽:高橋のぞみ

−閉会のご挨拶−11:55〜12:05



2022年8月5日金曜日

日本基督教団カルト問題連絡会ではメール相談が開始されました

キリスト教界各派と共にカルト問題キリスト教連絡会を担っている、日本基督教団カルト問題連絡会では、7月26日よりカルト問題に関するメール相談が開始されました。

詳しくは下記サイトをご覧ください。

日本基督教団公式サイト


またカルト問題キリスト教連絡会では、カルト問題に関する啓発用パンフレットを作成しています。

お申し込み等は下記サイトをご覧ください。

カルト問題キリスト教連絡会

2022年8月4日木曜日

カトリック・シノドス第16回通常総会に向けての、キリスト教諸教派からの提言と合同礼拝の動画公開

  カトリックでは「世界代表司教会議(シノドス)第16回通常総会」に向けて各国の司教団が提出する報告書に、「ともに歩む教会のため—交わり、参加、そして宣教」というテーマに関して、キリスト教諸教派からの意見を盛り込むため、7月21日(木)東京・麹町(聖イグナチオ)教会で開催されたカトリック司教総会の中で、日本聖公会・日本福音ルーテル教会・日本キリスト教協議会の代表者からの応答のヒアリングが行われました。

 また同日18時より司教総会の会場であった聖イグナチオ教会主聖堂にて4者による合同礼拝が、前田万葉カトリック枢機卿の主司式のもと、菊地功カトリック東京大司教、髙橋宏幸日本聖公会東京教区主教、大柴譲治日本福音ルーテル教会議長、吉高叶日本キリスト教協議会議長の共同司式によって行われました。新型コロナウイルス感染症感染防止対策のため、出席者を限定しての合同礼拝とはなりましたが、エキュメニカルなキリスト教会の一致と連帯を確認する貴重な機会となりました。

 このヒアリングならびに合同礼拝については、カトリック中央協議会のインターネットサイトにて動画が公開されました。

 主にある交わりに共に与り、宣教を共に担うことに思いを向ける機会として頂けましたら幸いです。


【動画】シノドス第16回通常総会 キリスト教諸教派からの提言と合同礼拝      

https://www.cbcj.catholic.jp/2022/08/02/25120/ 


2022年5月7日土曜日

2022/5/3「平和と共働の祈り」動画(期間限定)とメッセージテキストのご案内

2022年5月3日、オンラインで開催された日本福音ルーテル教会「平和と共働の祈り」の動画をYouTubeにて期間限定で公開いたします。
大柴譲治牧師によるメッセージテキストもご覧頂けます。