2020年9月5日(土)14−15時
「スピリチュアリティの視点から:「いのち」の尊厳を考える」
キリスト教死生学を専門の一つとされている、石居基夫先生をお招きいたしました。死と葬儀をテーマにキリスト者として生きることの意味をお話しいただきます。教職者側からの現代医療への問題提起となることを期待しています。
石居基夫:ルーテル学院大学学長、日本福音ルーテル教会牧師
8月6日に行われた第28期第10回臨時常議員会で、2020年9月21日(月)に予定しておりました第29回定期総会を2021年5月4~5日(火~水)に延期することが決定されました。
なお、すでに各議員宛に送付しております「第29回定期総会議案」につきましては、必要な差し替えを行った上で引き続き用いる予定です。紛失などなさらないように保管をお願い申し上げます。次年度の各個教会の総会で代議員が交代されるケースもあるかと思いますが、引継ぎをお願いいたします。
なお総会延期に伴う、様々な対応については2020年9月21日(月)に行われる第28期第11回臨時常議員会で検討されます。
以下、総会延期に際しての議長談話を掲載いたします。
2020年8月6日
議長談話
総会議長 大柴譲治
「第29回定期総会の延期について」
日本福音ルーテル教会の諸教会へ 主のみ名を讃美いたします。
COVID-19 に感染し貴い命を落とされた方々のために、またそのご家族のために心から慰めと支えとをお祈りいたします。また、様々なかたちで命を守るために尽力しておられる方々、そしてそのご家族のために助けと励ましを心から祈ります。み言葉をとりつぐ牧師とそのご家族、懸命にそれを支えてくださる諸教会の信徒の皆さまのことを心に思い浮かべながらこれを記しています。
8月6日(木)の第28期第10回常議員会において、顧問弁護士とJELC法規委員会委員長からの意見を参考にしつつ、「第29回定期総会」を2021年5月4~5日(火~水)に延期することとしました。
機関誌『るうてる8月号』にも報告がありますように、分散開催の可能性などを模索してきましたが、刻々と状況が変化する中、このたびの延期は様々な事柄を綜合的に判断した上での決断です。この決断が主の御心に適うものでありますように祈ります。
COVID-19のパンデミックが私たちの想像をはるかに超えて拡大していることを知らされています。半年前の今年2月の定例常議員会の際に想定していたこととはかなり隔たりのあるものとなっている厳しい現実があります。長い、長い半年でした。半年といわず、一日一日で状況は大きく変化しています。
この時に、私たちがキリスト者として見失ってはいけない事柄があると考えます。それは、病気や災害という苦難もまた神からの私たちに対する問いかけであるという視点です。私たちがそれらをどのように受け止め、位置づけ、対処してゆくのかが問われています。いかなる理由や状況、背景があったとしても、COVID-19に罹患した方々には何の罪責もありません。そこには病いや災害に苦しむ者に対するイエス・キリストの限りなく深い愛と憐れみと慈しみしか存在していないと信じます。
他教派においては礼拝時に感染者が出たという報告がありました。今後 JELC 内でも感染者が発生する可能性は常にあります。どんなに予防に徹してもそれは起こり得ることです。その時に私たちは、もちろん感染防止の対策についてさらに見直すことはもちろんですが、何よりもそこにイエス・キリストのまなざしと祈りが注がれていることを見失うことがあってはなりません。私たちはたとえ疲れたとしても「疲れ果てることはない」(黙示録2:3)と約束してくださった主に信頼して、この危急の時を共々に乗り切ってゆきた いと願っています。
75回目のヒロシマの日に、平和を祈りつつ。シャローム。
今年は新型ウイルス感染症の影響で、残念ながら「全国ルーテ ルこどもキャンプ」を開くことができません。そこで、全国のお友だちがお祈りでつながるように「おうちでルーテルこどもキャンプ」を企画しました。
集まる場所はそれぞれのおうちや教会。さんびかを一緒に歌ったり、聖書のお話しを聞いたりし て一緒にお祈りしましょう。
また、5・6年生に限らずたくさんの参加をお待ちしています!
くわしくはTNGこどもキャンプのインターネットサイトをごらんください。