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2016年5月8日日曜日

【熊本地震】日本福音ルーテル教会九州教区救援対策本部報告4(2016.5.7)


熊本地震 日本福音ルーテル教会九州教区救援対策本部報告4

日本福音ルーテル教会九州教区救援対策本部の今週の活動を、順を追って報告いたします。

5月2日(月)
<片づけ支援>2件
永吉穂高牧師のレポートより
 『自宅の玄関の基礎が歪み、倒壊の恐れがあるため、赤紙が貼られていました。駐車場は、そこにできた亀裂に 自動車が落ち込まないように、ビニールが敷き詰められていました。今回の片づけ支援では、新住居へ運ぶ家具 を窓から運び出しました。 まず、部屋に散乱するゴミやガラスを袋詰めし一箇所に 集め、足場ができた時点で、冷蔵庫、ガスオーブン、洗濯機、乾燥機、鏡台を外へ出しました。次の家で使うため、大切に扱う必要があり、慎重に行いました』。

5月3日(火)
<片付け支援>2件
永吉穂高牧師のレポートより 
『すべての部屋の部屋で、大きなタンスや食器棚等が倒れていたので、散乱したガラスを集め、掃除機で床 を綺麗にした後、倒れた家具、揺れによって50センチほど前に出た家具を元の場所に戻していきました。扉のある部屋は、それぞれ内側に物が倒れて開けること ができなかったため、ベニヤ板の部分を壊し、小窓を 作りました。別の部屋は、散乱する物を片づけてから、 床に掃除機をかけました』。

<炊き出し> 
健軍教会近くの泉ヶ丘小学校避難所において、健軍教会の信徒・健軍教会へ避難して おられる方々・九州教区救援対策本部のメンバーで炊き出しを行いました。
あたたかいご飯と煮物の夕食(130食)を届けました。

また、5月3〜4日に、日本福音ルーテル教会九州教区救援本部から2名が、阿蘇YMCAボランティアセンターが行っている災害ボランティアに参加 し、家屋の瓦礫の撤去・片づけなどを行いました。

5月4日(水)
<避難所支援>
わかちあいプロジェクトと連携して支援を続けている広安愛児園・こどもL.E.C.センターの避難所で、 コーヒー/紅茶・お菓子を提供するカフェを開始しました。避難所の皆さんのところに飲み物とお菓子を届けるなかで、不安や困り等 のお話を伺いました。初日は、約100杯の飲み物が出ました。

<片づけ支援>2件
永吉穂高牧師のレポートより
『益城町の震源近くで、一区画すべてが倒壊していました。重機で集めたがれき等を他のボランティアの方々と、木屑、石、ガラス、金属に分別し、一箇所に集めるという作業を行いました』。

5月5日(木)
<片づけ支援>2件
震源から20kmほど離れているお宅の片づけに伺う。倒れた家具をもとの場所に戻し、こわれた電化製品(テレビ等)を外に運び出す作業を行いました。 また、もう一件は、車いすで生活されている方のお宅。揺れによって移動した家具をもとの場所に戻し、その他散乱するものを片づけました。

5月6日(金)
<片づけ支援>1件
広安愛児園・こどもL.E.C.センターの避難所で行っているカフェでの聞き取りの中で、 片づけ支援を希望された方のお宅(赤紙で退去することが決まっている)の片づけを行いました。 

皆さんのお祈りとご支援を、被災地の方々に「できたしこ」届けています。 
どうぞ引き続き、お祈りとご支援をよろしくお願いいたします。
日本福音ルーテル教会九州教区救援対策本部 本部長 岩切雄太