ラベル

2013年8月31日土曜日

岡崎教会、国の登録有形文化財に登録される

 


7月19日に開かれた国の文化審議会にて、岡崎教会礼拝堂が「登録有形文化財」に登録されることが決まりました。愛着の深い礼拝堂がこのように世の中に認めていただき、教会員一同喜んでいます。
 登録有形文化財制度は、従来の文化財指定制度を補完する新しい制度として、1996年より導入されました。岡崎教会は「建築後50年を経過していること」「国土の歴史的景観に寄与しているもの」という基準を満たしています。

 岡崎教会の礼拝堂は1953年10月4日に献堂されました。設計はヴォーリズ建築事務所によるものです。建物の正面に4本の大きな木があります。緑の葉の間から、白い壁と赤い塩焼き瓦が目に入ります。中央の尖塔、切妻の屋根、片流れのひさしが特徴です。礼拝堂の内部には、正面の壁にひときわ大きな十字架が掲げられています。トラスという三角形を単位とした骨組によって、天井が高く作られています。正面の十字架にも、礼拝堂全体にも自然光が豊かに入ります。

 建築に興味をもたれる方がこの教会を訪ねてくださることでしょう。イエス様の福音に出会っていただくきっかけとなればと心から願っています。(岡崎教会 宮澤真理子)