ラベル

2018年12月14日金曜日

ルーテル世界連盟よりクリスマスメッセージ「恐れるな」

A nativity scene decorates a wall outside a church in Bogotá, Colombia. Photo: courtesy of Albin Hillert
ルーテル世界連盟のムーサ議長より、世界に向けられたクリスマスメッセージです。

「恐れるな」

 「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」 (ルカ2章10-11節)


愛する姉妹、兄弟の皆様

 ご降誕のキリストの恵みと平和が、今もそしてとこしえまで豊かにありますように。
贖い主イエス・キリストの降誕をお祝いする季節クリスマスが今年もやってきました。

 ルカ福音書はキリスト誕生に際して、出し抜けに警告を発しています、「恐れるな」。しかしすぐその後にほっとする一言が続きます、「大きな喜び(good news)を告げる」。

「恐れるな」で始めたのはなぜでしょうか。トラウマ、分裂、偏見、排斥は恐れから起こります。恐れると、他者をあたたかく迎え入れ、もてなし、優しくすることができなくなります。恐れは人に不信感を植え付けてしまうため、せっかくの大きな喜びグッドニュースも聞き逃してしまいかねません。恐れは人とのつながり、グループを引き裂くのです。悲しいかな私の母国ナイジェリアでは、民族と宗教を理由に分裂してしまった地域がいくつもあります。すべて原因は他者に対する恐れです。

 社会が変わり、そこに幾ばくかの平穏を取り戻していくには、他者に対する恐れを克服しなければなりません。人類が平和のうちに共存していくことを、恐れが邪魔をしてはなりません。地理的距離がもはや隔たりとはならなくなった今日の世界では、なおのことそうです。宗教、文化、出身地の違いゆえに「違う(ようにみえる)人」(stranger)に対するおもてなしは、まず最初に恐れを払拭することで本物になります。

 イエス・キリストのグッドニュース(福音)は、恐れが消えることで伝わります。福音は、もっと人々に仕えるようにと私たちを駆り立て促します。ですからこの福音を掲げて前へ進もうと思ったら、危険を伴うような状況下であっても尻込みせずに関わっていかねばなりません。人類全体にとっての真の豊かさの実現を阻むような体制や組織に立ち向かい、チャレンジしていくことを恐れてはならないのです。

 2018年は世界人権宣言70周年の年でした。他者の人権と尊厳を踏みにじるいかなる行為に対しても、断固として立ち向かい糾弾していく勇気を得た年といえます。

 兄弟姉妹の皆さん、恐れることはありません。感謝をもって福音を受け取ってください。みことばを託された者として出向き、この世界に関わっていきましょう。今日、天使がそのように私たちに語りかけています。クリスマスに際しキリストは、不正と暴力に対して決して寛容ではなかったのです。そのキリストに従う者として、私たちに妥協の道はありません。むしろ揺るぎない正義と真の平和への行動、やさしさのこもったおもてなし、そして人を生かす奉仕のわざ(ディアコニア)を心すべきなのです。

 最後にもう一度天使の言葉を繰り返します。「恐れるな」。

 メリークリスマス

                    パンティ・フィリブス・ムーサ博士
                    世界ルーテル連盟議長
                    (ナイジェリアルーテル教会総監督 )
                     

2018年12月7日金曜日

【出版】ルターの脱構築/江口再起著














ルーテル学院大学教授、ルター研究所所長の江口再起先生の著書『ルターの脱構築 宗教改革500年とポスト近代』がリトン社より出版されました。

<目次より>
 1章 贈与の神学者ルター
 2章 ルターにおける信仰と贈与の神学ー『大教理問答書』に学びつつ
 3章 「恩寵義認」信仰論
 4章 三つのE(エコロジー、エコノミー、エキュメニズム)-フクシマ以後の、来たるべきエキュメニズム
 5章 恩寵義認と三つのE-ルターの原点と可能性
 6章 ルター・プロテスタンティズム・近代世界
 7章 ルターの脱構築ールターと共に、ルターを越えて
 付論 フクシマのモーツァルト
以下は、教文館のサイトへのリンクです。
https://www.kyobunkwan.co.jp/xbook/archives/99264

2018年12月3日月曜日

【東教区】定年教師懇談会


2018年11月30日、東京教会会議室にて、東教区内に居住されている定年教師の方々との懇談会が行われました。ご出席くださった13名の先生方の近況や関心事についてお話しを伺い、またご都合により欠席された方々からのお便りも分かちあう、恵まれた時となりました。

2018年11月27日火曜日

【西日本豪雨】2018年11月22日付西教区よりの報告


              PDF版は、こちら
 

西教区より、西日本豪雨災害における、呉市安浦町での活動と今後の展望についてのお知らせです。
(1)現地チーム(竹田大地牧師、伊藤節彦牧師、水原)では、以下の方向性で今後の支援を考えています。
 ・「かいもの支援」…策定中
 ・「はたらく支援」…第四次ルーテルボランティア
 ・「でかける支援」…第五次ルーテルボランティア
(2)「はたらく支援」報告
 前回の報告以降、作業日は11月2日、9日、16日で、いずれも金曜日でした。人員は、現地チーム(竹田大地牧師、伊藤節彦牧師、水原)でした。
 作業内容は、当初支援の安浦町内海北、Tさん(広島教会員)から依頼された作業、及び周辺宅から依頼された作業でした。
 庭先土砂清掃、室内土砂清掃、浸水植木剪定、ドブ掃除、高圧洗浄機(九州教区及びわかちあいプロジェクト)による家具や建具清掃などでした。
(3)「かいもの支援」の過程報告 その1
 現地チームでは、ルーテル教会を構成する皆さまのネットワークにつなげられるような支援を模索しています。そのため、11月1日、8日、15日には、現地で複数店舗の視察を行いました。安浦にお住いのTさんのアドバイスも頂きつつ、呉市安浦町内や、近隣の安芸津町、川尻町を巡り、名産と思える品物をピックアップしております。現地品物を購入し、用いることも被災地支援になります。
 現在、これらの品々を厳選し、何らかの形で皆さまにご紹介できるように手はずを整えている過程におります。
 ことに西教区女性会役員、現地チーム牧師御伴侶、徳山C女性会には、「女性目線での物品の評価と絞り込み」にご助力を頂いています。

(4)「かいもの支援」の過程報告 その2
 例えば、以下の店舗と品々が現状では候補にあがっております。
  ○○しょうゆ蔵…安浦町内。床上浸水1メートルの被災。店主と災害復興ボランティアの努力で店舗復旧。一押しはしょうゆ、だしじょうゆ製品。
  ○○茶屋…安浦町内。「しょうがい者就労支援施設(B型)」。産物は、利用者の方々が作られたジャム、フルーツソース、せっけん(食べられません) など。
  ミューラー○○…安浦町内の「生ハム工房」。産物は、抗生物質無投与の豚さんからのハム。店主友人が被災(家屋全壊)し、店主も加勢した。
  JA芸南 安芸津店…農協の直営店舗。じゃがいもの生育に適した安芸津の産物を扱う。一押しはじゃがいも。安芸津も大規模被災。 
 他にも、音戸の「ちりめん問屋」(名産)、安浦の「牡蠣業者」(名産)なども候補の一つです。音戸も大規模被災。牡蠣業者は豪雨風評被害からの再建を目指す。
(5)「はたらく支援」予定 
 「第4次ルーテルボランティア」としては、確定作業日は12/20(木)、21(金)です。基本的に両日とも屋内作業です。
  内海北のTさん宅の引っ越し先での作業ですが、引越し先は、長らく人が住まっていなかった川沿い立地の家屋です。
  室内土壁にはカビが生えているため、20日(木)は主としてカビ除去、21日(金)は壁補修作業です。
  シオン教会徳山C所属の大工(日本家屋専門)、Fさんの技術指導のもとでの作業です。
(6)「でかける支援」詳細
 「第5次ルーテルボランティア」は、視察ツアーとなっています。平たく言えば「現地に出向き、買い物を通した現地支援」です。
  ベーシックプランとは別に、予算やご要望に応じたプランを提案することも出来ます。
  現在の所、ベーシックプラン(安浦町内)…昼食は「○○しょうゆ蔵」でのウドン、調味料購入
  牡蠣たんのうプラン(安浦町内)…昼食は牡蠣料理、せんべい缶で牡蠣を蒸し上げる豪快な牡蠣料理が楽しめます。冬〜春限定。
  食材あつめプラン(安芸津→安浦)…昼食はフリープラン、希少な幻の安芸津ジャガイモが買えるのはこのプランのみ。
 以上3プランのご案内の用意が出来ております。
 
 また、白壁と道の駅巡りプラン(竹原→安浦)/準備中です。
 竹原町も西日本豪雨災害で犠牲者を伴う災害が発生しています。
 世界記憶遺産/古美術/近代美術プラン(蒲刈→安浦)/準備中です。
 下蒲刈島には「朝鮮通信使資料館」があります。収蔵品の一つは2017年に「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録されました。
 残念ながら世界記憶遺産登録品の今年度の公開は終わり、レプリカでの展示ということです。
 http://www.shimokamagari.jp/facility/shoutouen.html(松濤園)

 蒲刈諸島も、西日本豪雨災害で島内が寸断され、今なお重機作業が為されているとのことです。
 最小挙行人数は2名、最大は基本的に7名です。
 いずれのプランにつきましてもJR東広島駅までの往復交通費/買い物費/食費は個人負担ですが、引率付きです。
 詳細は水原までお願いいたします。対応曜日は、現地チームの都合から水曜日、木曜日、(作業日ではない)金曜日とさせて頂きます。

(7)今後の予定
 上記の「でかける支援」(第5次ルーテルボランティア)には、12月6日(木) 西教区女性会役員会(4名)からの申し込みを頂いています。
 また「はたらく支援」(第4次ルーテルボランティア)には、12月20日(木)は、残り枠3名、12月21日(金)は残り枠4名です。どちらかのみの参加も歓迎します。
 この他に「かいもの支援」のための特産物の調査を11月25日の週、12月9日の週にそれぞれ一日ずつ実施することを考えています。

(8)次回の報告は12月下旬に行います。

 上記活動は、皆さまからの祈りと連帯献金によって行わせて頂いています。ありがとうございます。
 今後とも、お祈りとお支えをよろしくお願いいたします。
 西教区書記

2018年11月10日土曜日

【ルター研究所】秋の講演会「ルターから今を考える」


本日、11月10日はマルティン・ルターの誕生日です。
さて、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校のルター研究所が主催する講演会のご案内です。

日時:2018年11月18日(日)14:00〜16:00
会場:日本福音ルーテル大森教会(東京都大田区山王2-18-3)

講演:「宗教改革から500年後の人間の自由と不安と希望」
講演者:小田部進一先生(玉川大学教授)

レクチャーコンサート「神はわがやぐら」
レクチャー:加藤拓未さん 演奏:高橋のぞみさん

入場無料、申込不要

2018年11月5日月曜日

28総会期第2回常議員会開催


2018年11月5日、東京のルーテル市ヶ谷センターにおいて、当教会の第28総会期の第2回となる常議員会が始まりました。
冒頭に、日本聖公会管区事務所総主事であられる矢萩新一先生より、「日本聖公会におけるハラスメント防止・対策」についてお話しいただき、ハラスメントについて学んでいます。

日本聖公会が発行された『自分を愛するように―教会におけるハラスメントを防止するために』(2013年3月15日発行)の紹介もいただきました。
http://www.nskk.org/province/shiryo/jibun_aisuru.pdf

ドイツ・ブラウンシュヴァイク教会公式訪問


当教会とドイツ・福音ルーテル ブラウンシュヴァイク教会とのパートナーシップ50年の節目にあたり、当教会より大柴議長を始めとする14名が2018年10月25日から11月2日にわたる公式訪問を行いました。

これまでの交わりに感謝すると共に、ドイツでのディアコニア活動やその精神に学び、今後の当教会と関係法人におけるディアコニア活動の展開のための研修の機会ともなりました。

【社会委員会】脱原発社会のための推薦図書


脱原発社会のための推薦図書 
日本福音ルーテル教会社会委員会編 

「日本福音ルーテル教会は、...一刻も早く日本にある原発が廃止されることを...総会声明として 社会と教会に呼びかけます。...学びを含めて取り組みを開始していきます」、と謳った全国総会(2012年)での声明にもとづき、社会委員会(委員長:小泉基牧師)から推薦図書による学びを呼びかけます。

・『原発と宗教 未来世代への責任』富坂キリスト教センター編
・『核の戦後史 Q&Aで学ぶ原爆。原発・被ばくの真実』木村朗・高橋博子
・『福島・被曝安全神話のワナ』DAYS JAPAN 2018年8月号増刊号

印刷用PDFは以下URLより
https://drive.google.com/file/d/1jwu_lZ-cPmBST0w00EGL6YXGMUWaTwKb/view?usp=sharing


【西日本豪雨】呉市安浦町支援ツアーご案内


西日本豪雨災害での被災地である広島県呉市安浦町を巡り、訪問や買い物を通しての現地支援を行う応援ツアーが企画されました。
第5次 ルーテル・ボランティアとして、参加を募ります。(2018年11月6日改訂)

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西日本豪雨災害 呉市安浦町 応援ツアー 要綱
(第5次ルーテルボランティア)
                                   現地チーム
                          水原一郎/竹田大地/伊藤節彦

趣旨 西日本豪雨災害で顕著な被害を受けた被災地の一つ、呉市 安浦町を巡り、
   訪問や買い物を通した「現地応援」を行う。
範囲 全国女性会連盟会員/教会・施設関係者/お友だちの参加も可能
費用 参加費 2,000 (昼食代/同乗車両保険費用)
   自宅と「JR 東広島駅」の往復交通費及び買い物のための費用は別途必要。
   余剰参加費は全額、現地被災者支援(安浦町/広島教会)に充当します。
引率 水原一郎(西教区書記)、 竹田大地牧師、伊藤節彦牧師
人数 最小挙行人数2名、申し込み上限人数7
行程 10:30 JR 東広島駅集合 “大規模土砂崩落現場”を見学(馬木 IC)、安浦町へ。
   11:30 安浦町三津口 カキ養殖場 豪雨災害報告と買い物(廉価海産物)
       ※安浦は、伝統的な工法でのカキ養殖を手掛けています。
   12:30 安浦町中央「ヤマキしょうゆ蔵」 豪雨災害報告と買い物(醤油など)
       ※「ヤマキしょうゆ蔵」も被災しましたが、復旧しています。
   13:15 「豆ナ茶屋」食事と買い物(手作り雑貨) NPO 法人クレンド」
       ※「豆ナ茶屋」…就労支援施設B型 安浦町に法人本部があります。
        利用者の皆さまは、安浦町や近隣からの方々ということです。
   14:30 出発

   14:45 “大規模土砂崩落現場”(中畑)を通り JR 東広島駅
   15:00 解散  15:15発 岡山方面こだま・15:35発 広島方面こだま
ツアー引き受け可能日時
   水曜日、木曜日、金曜日(日程希望についてはご相談ください。)
申し込み/問い合わせ 水原一郎(JELC 西教区書記/we-serve-yasuura@jelc.or.jp

※このツアーでは、被災個人宅への訪問は行いません。片付け途上のためです。
 被災宅へのご協力は、別途「第4次ルーテルボランティア」にてご参加ください。
※豪雨災害報告は、各業者によるものに加えて、水原牧師(竹田大地牧師/伊藤節彦牧師)によるものも適宜、車中で行われます。
※安全には配慮しますが、基本的に“運動靴”“移動に相応しい服装”での参加を願います。
※行程変更しての「カキ料理」昼食プランも用意しています。ご相談ください。
8名以上の場合はご相談下さい。出来るだけ教会、団体単位の申し込みを願います。

※参加者のご希望に応じたプランを計画し、ご提案できます。お気軽にお問合せを。
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印刷用PDFは以下から
https://drive.google.com/open?id=1H_rA42jU3R6A-Rku1CDaBS-MsKn6xjC7

2018年11月1日木曜日

【西日本豪雨】2018年10月31日付西教区よりの報告


主のみ名をたたえます。

西日本豪雨災害における、呉市安浦町でのボランティア作業と今後の展望についてのお知らせです。

(1)前回の報告以降(その22/10月14日)の奉仕について報告します。
  作業日は10月19日と10月26日のいずれも金曜日でした。
19日は、水原牧師と伊藤牧師が主として「建具整備(解体)」、「今後の支援計画策定」に携わりました。
26日は、水原牧師と渡邉克博牧師(浜松/浜名教会)とその御伴侶が主として「引っ越し支援、泥上げ」に携わりました。
特に26日に作業をさせて頂いたのは、安浦町の復旧のために被災当初から外部作業をされている建設会社宅です。ご自宅の側溝掃除は手付かずだったので、お手伝いを申し出たところ、満面の笑みで受け入れてくださいました。臭いと質感から、四カ月前の泥でした。

(2)「現地チーム」(水原、竹田大地、伊藤節彦)牧師は、以下の表に基づいての作業を今後も行って行きます。

第一期
react」やりなおす…床下/側溝泥出し 秋の作業を予定
第二期
recover」塗りなおす…壁補修 冬の作業を予定
第三期
relight」再点灯…電灯補修工事 クリスマス前を予定
第四期
recollect」片付ける…引っ越し支援 初春の作業を予定
第五期
resurrection」再生…建具整備 イースター前を予定

(3)11月以降も、週一度程度ではありますが、安浦町への関わりを絶やさずに保って行きます。近隣の方々にもお声掛けをして、お話をお伺いする中で、必要作業などを伺って行きます。被災宅Tさんの近隣の方で、95歳の独居の方がこちらの作業風景を気にされているご様子でした。その方のお宅は、ボランティアの助力で生活環境は整備されています。お話をたとえ短時間でもお伺いするなど、今後への展開の可能性が示唆されました。

(4)安浦サテライト(くれ災害ボランティアセンター)は、今後の運営を、東日本大震災での気仙沼市および、熊本地震での宇城町で支援経験のあるボランティア団体(任意団体)に委託する方針ということが確認出来ています。ボランティア受け入れは土日限定になっています

(5)以上の経緯の中で、「現地チーム」では、今後も平日にボランティアを受け入れ、主として安浦町内海北地区を拠点とし、作業と傾聴活動(「傾聴」というには短時間過ぎますので、短時間の問安活動)をしていきたいと思います。
また、安浦町内に拠点がある「NPO法人(高齢者/障がい者/児童)」関連施設とも接触を図ることを考えています。各方面からの交通の便に対応する用意はありますし、シオン教会徳山礼拝所は宿泊にも対応しています。お差し支えない範囲内で、教会の皆さまにご紹介ください。

(6)10月後半の記録をまとめております。こちらもお差し支えない範囲内で、教会の皆さまにご紹介ください。上記の活動は、全国、海外からの連帯献金によって行われています。教会、諸施設からのお捧げに感謝しております。

https://drive.google.com/file/d/1dzBG6tlCvCMGVqV9u7hD5KD_suihDSKh/view?usp=sharing

(7)11月は当面、11月2日()11月9日()11月16日()に作業を予定しております。11月後半の活動と展望については、中旬ごろにまたご連絡を差し上げます。

今後とも、お祈りの一つに加えて頂ければ幸いです。

2018年10月3日水曜日

【連帯献金】インドネシア地震・津波被害を覚えて

 

主のみ名を讃美いたします。

 西日本を中心に広範囲を襲った豪雨と台風、そして北海道胆振東部地震と大停電、加えてインドネシアのスウェラシ島での地震と津波と、自然の猛威に翻弄される厳しい状況が続き、心を痛めています。
 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げ、神よりの慰めと励ましとをお祈りいたします。また復旧のために尽力する方々も神に支えられますように。

 西教区による豪雨被災の方々への支援活動、北海道での被災された方々への支援活動への支援に加えて、ELCAを通してインドネシアのHKBP教会(ルーテル世界連盟に加盟している Huria Kristen Batak Protestan/Protestant Christian Batak Church)支援活動への支援を目的とし、さらなる連帯献金へのご協力をお願いいたします。

 すでに頂いた献金から、現地教会、現地教区の意見をお聞きして、第一次の支援として徳山VCとは別に下記の送金を行いました。

・呉ボランティアセンター(呉社会福祉協議会) 100万円  

・日本YWCA北海道支援活動(女性と子供の安全・安心のために)100万円 

 ELCALDR)のインドネシア教会支援 50万円

 今後、年度末に向けて募金の状況、諸活動の状況を加味して支援内容を検討していきます。
 また寄せられた募金に残余が発生した場合は、今後の災害緊急支援に使わせていただきます。

主にありて 祈りつつ

日本福音ルーテル教会
事務局長 滝田浩之