ラベル

2019年2月21日木曜日

改訂礼拝式文の練習をしました


第28総会期第3回の常議員会を終了しました。
 
今回は、諸協議(聖書協会共同訳聖書の礼拝での試用、決算・予算、人事など)に加え、常議員会の冒頭にハラスメント防止についての学習として、日本バプテスト連盟の吉高先生をお招きして講義をしていただきました。

また、先ごろ各教会へ配布された改訂礼拝式文を普及していくことを目的とし、常議員会においてそれを練習の機会ももたれました。
来たる教職授任按手式では、改訂礼拝式文のハートを用いる予定となっています。
練習の際の音声をおわかちします。改訂礼拝式文ハートより、聖餐の序詞です。
(画像上の再生ボタン▶をクリック/タップしてくださると、再生されます)

2019年2月19日火曜日

新たに牧師として立つ3人です!



2019年度、新たに按手を受け、牧師として出発する3名を常議員会にお招きしました。

左から、筑田仁さん、小澤周平さん、中島共生さんです。

緊張の面持ちで、しかし、熱い心を溢れさせるようにして抱負を述べました。

常議員からは、福音を届けてくださることを期待すること、牧師を迎えて共に成長したいとの励ましの言葉がかけられました。

教職授任按手式は、2019年3月3日(日)19時より、東京新宿区の日本福音ルーテル教会宣教百年記念東京会堂(東京教会)において行われます。

2019年2月18日月曜日

第33回「外国人住民基本法」の制定を求める全国キリスト者集会宣言


日本福音ルーテル教会は、「外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会」(外キ協)と「マイノリティ宣教センター」の2つの団体に正式に加盟しました。

これを機にこの課題についての学びに取り組み、理解を深め、互いの存在を尊重する共生社会の実現のために祈り、参与していきたいと考えています。

2019年1月24〜25日に広島において開催された、第33回「外国人住民基本法」の制定を求める全国キリスト教者集会には、当教会議長が出席しました。

この集会において採択された宣言が、当教会の常議員会での議長報告にも添えられましたので、ここでもお分かちします。

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2019年/第33回「外国人住民基本法」の制定を求める全国キリスト者集会宣言


 「外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会」(「外キ協」)は、2019年1月24日から25日にかけて第33回全国協議会を在日大韓基督教会 広島教会ならびに日本基督教団 広島流川教会にて開催しました。「ヒロシマから多民族・多文化共生の天幕をひろげよう」という主題のもとに、各地外キ連および外キ協加盟各教派・団体、韓国NCCの代表者ら60余名が参加し、多民族・多文化共生社会実現のための課題とこれからの取り組みについて協議しました。
 
 協議会では、広島における外国人住民支援の取り組み、在日韓国・朝鮮人被爆者支援の取り組み、民族教育の歴史と現状について学び、また2018年西日本豪雨災害での被災状況および支援活動の報告を受けました。そして外国人住民との共生社会の実現を求める行政交渉の関西での取り組みについて、また2018年の入管法改定が在日外国人の権利と生活を脅かす深刻な問題を有している現状を共有しました。さらに、ヘイトスピーチが常態化し弱者に犠牲を強いながら沈黙したままの日本社会の状況がいかに自らを破壊しているか、そこからの解放をどのように求めていくのか、そして人権を軽んじる日本の行政・政治の現実をどのようにして変えていくのか、という問いを分かち合いました。そして教会が使命とすべき、尊厳を奪われた者の声を聴き他者のために存在するあり方について聖書から聴き、東北アジアの和解と平和を求める韓国教会の実践とこれからの課題について共有しました。

 広島での原爆の被害を知る時、戦争を推し進めることで、人と人を分断し、命と尊厳を踏みにじり抑圧した植民地支配の歴史に同時にわたしたちは向き合わなければなりません。しかし今、政治の分野だけでなく、教育・経済など日本社会の様々な領域で、過去の侵略の歴史を否定する流れが作られています。人種・性・民族による様々な差別は今もなお日本社会を深く蝕んでいます。この差別と対決し乗り越えるためには、戦争へと向かった過去の歴史に真摯に向き合い、その過ちを明らかにすることを避けて通ることが出来ません。そして、それこそが和解と平和の実現への道であることをわたしたちは確信しています。

 2018年12月、「出入国管理及び難民認定法」(「入管法」)が改定されました。しかし、数多くの失踪、事故、そして死亡(自殺含む)を引き起こし、国際社会において「現代の奴隷制度」とも呼ばれる技能実習生制度を温存したまま、日本の労働不足を補おうと、さらに「特定技能」資格をもって数十万人の外国人を劣悪な低賃金労働力として導入しようとする制度が今年の4月に始められようとしています。その実態は、外国人の人権を踏みにじり、単なる使い捨て的な労働力として利用するためのものでしかなく、包括的な移民政策・人権政策とはかけ離れたものです。歴史に学ぶならば、人間を労働力・生産性の観点でしか評価しない価値観は、確実に社会を分断し、破壊していきます。全ての人の命と尊厳そして人権が守られる多民族・多文化共生社会を作るためには、外国人を地域に生きる一人の人間として尊重し、住民としての生活を支え、差別を明確に禁止し、それぞれの文化を生かしあう制度を整えることが不可欠です。

 多民族・多文化共生社会の実現のためにわたしたちは、世界に向けて日本のマイノリティの人権状況を発信し、日本・韓国・在日教会の共同作業を通して、歴史に向き合い、真実と和解に向けた対話を進めてゆきます。また日本国内において豊かな多様性を実際に共有する機会を持つとともに、地方自治体に対して人種差別撤廃基本条例の制定、多民族・多文化共生都市宣言などを働きかけてゆきます。そして国に対してヘイトスピーチ解消法の実効化と「外国人住民基本法」ならびに「人種差別撤廃基本法」の制定を求めてゆきます。

 イエス・キリストは、傷つけられ排除された者たちと共に、その一人として歩むことによって、わたしたちに新しい命に生きる道を示されました。全てのキリスト者は、このキリストに従うように呼び掛けられています。わたしたちもまたキリストに従い、社会の中のマイノリティの声を聴き、共に歩み、差別と闘うエキュメニカル・ネットワークを作るために、世界のキリスト教会との協働を積極的に進めてゆきます。

 わたしたちは今日、日本基督教団広島流川教会において「第33回『外国人住民基本法』の制定を求める全国キリスト者集会」を開催し、多様な文化を有して共に生きる社会の豊かさを分かち合いました。分断を乗り越え、この地上に和解と平和を実現することを福音宣教の使命として未来に向かって歩み続けることをわたしたちは決意します。

 2019年1月25日
第33回「外国人住民基本法」の制定を求める全国キリスト者集会 参加者一同
外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会
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PDF版は以下からダウンロードいただけます。

2019年1月24日木曜日

教職授任按手式2019


 当教会に新たな牧師が誕生する礼拝、教職授任按手式が、2019年3月3日(日)19時より、当教会宣教百年記念東京会堂(ルーテル東京教会)にて行われます。
 
 授按予定者は、
  小澤周平(なごや希望教会出身)
  筑田 仁(函館教会出身)
  中島共生(市川教会出身)の3名です。

 牧師を与えてくださる神に感謝し、共に集いましょう。

2019年1月18日金曜日

教師試験と任用試験が行われました


 当教会の牧師を志願するものに対し、2019年1月17日に教師試験、次いでその合格者に翌18日、任用試験が行われました。

 結果、この春、3人の牧師が誕生することが決まりました。
 当教会に対する祝福であり、また、この世界に牧者を必要とする神さまの導きを思います。
 新たに牧師として立つ3人のために、お祈りください。

 神学校を始め、ここまでの歩みを支えてくださったみなさんに感謝いたします。

 教職授任按手式は、2019年3月3日(日)19時より、日本福音ルーテル教会宣教百年記念東京会堂(東京教会教会)にて行われます。
どうぞ、お集まりください。

2019年1月4日金曜日

2019年1月3日の熊本での地震について

新年あけましておめでとうございます。

昨日(2019年1月3日)の熊本での地震について、ご報告いたします。
 
現段階で熊本市内の教会、教職家族、また震度の強かった合志・荒尾教会についても人的被害、建物被害について確認されていないという報告が、九州教区長の角本牧師より寄せられました。

引き続き、余震等予断を許しませんが、ご連絡いたします。

 日本福音ルーテル教会
 事務局長 滝田浩之

2018年12月14日金曜日

ルーテル世界連盟よりクリスマスメッセージ「恐れるな」

A nativity scene decorates a wall outside a church in Bogotá, Colombia. Photo: courtesy of Albin Hillert
ルーテル世界連盟のムーサ議長より、世界に向けられたクリスマスメッセージです。

「恐れるな」

 「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」 (ルカ2章10-11節)


愛する姉妹、兄弟の皆様

 ご降誕のキリストの恵みと平和が、今もそしてとこしえまで豊かにありますように。
贖い主イエス・キリストの降誕をお祝いする季節クリスマスが今年もやってきました。

 ルカ福音書はキリスト誕生に際して、出し抜けに警告を発しています、「恐れるな」。しかしすぐその後にほっとする一言が続きます、「大きな喜び(good news)を告げる」。

「恐れるな」で始めたのはなぜでしょうか。トラウマ、分裂、偏見、排斥は恐れから起こります。恐れると、他者をあたたかく迎え入れ、もてなし、優しくすることができなくなります。恐れは人に不信感を植え付けてしまうため、せっかくの大きな喜びグッドニュースも聞き逃してしまいかねません。恐れは人とのつながり、グループを引き裂くのです。悲しいかな私の母国ナイジェリアでは、民族と宗教を理由に分裂してしまった地域がいくつもあります。すべて原因は他者に対する恐れです。

 社会が変わり、そこに幾ばくかの平穏を取り戻していくには、他者に対する恐れを克服しなければなりません。人類が平和のうちに共存していくことを、恐れが邪魔をしてはなりません。地理的距離がもはや隔たりとはならなくなった今日の世界では、なおのことそうです。宗教、文化、出身地の違いゆえに「違う(ようにみえる)人」(stranger)に対するおもてなしは、まず最初に恐れを払拭することで本物になります。

 イエス・キリストのグッドニュース(福音)は、恐れが消えることで伝わります。福音は、もっと人々に仕えるようにと私たちを駆り立て促します。ですからこの福音を掲げて前へ進もうと思ったら、危険を伴うような状況下であっても尻込みせずに関わっていかねばなりません。人類全体にとっての真の豊かさの実現を阻むような体制や組織に立ち向かい、チャレンジしていくことを恐れてはならないのです。

 2018年は世界人権宣言70周年の年でした。他者の人権と尊厳を踏みにじるいかなる行為に対しても、断固として立ち向かい糾弾していく勇気を得た年といえます。

 兄弟姉妹の皆さん、恐れることはありません。感謝をもって福音を受け取ってください。みことばを託された者として出向き、この世界に関わっていきましょう。今日、天使がそのように私たちに語りかけています。クリスマスに際しキリストは、不正と暴力に対して決して寛容ではなかったのです。そのキリストに従う者として、私たちに妥協の道はありません。むしろ揺るぎない正義と真の平和への行動、やさしさのこもったおもてなし、そして人を生かす奉仕のわざ(ディアコニア)を心すべきなのです。

 最後にもう一度天使の言葉を繰り返します。「恐れるな」。

 メリークリスマス

                    パンティ・フィリブス・ムーサ博士
                    世界ルーテル連盟議長
                    (ナイジェリアルーテル教会総監督 )