ラベル

2014年12月26日金曜日

「宗教改革500年記念事業」のページ開設


JELCのホームページに「宗教改革500年記念事業」のページを開設しました。

左側のメニューにある、「宗教改革500年記念事業」をクリックしてください。
http://www.jelc.or.jp/luther500/
今後、様々な情報をお届けしていきます。

宗教改革500年に関する
・JELCのシンボルマーク
・EKD(ドイツ福音主義教会)のロゴマーク
・LWF(ルーテル世界連盟)のロゴマーク

それぞれのデータのダウンロードが可能です。
どうぞご活用ください。


2014年12月3日水曜日

気候変動を心に留め、祈りを合わせる「Light for LIMA」














  

  
2013年11月、ポーランドのワルシャワで行われた、COP19(国連気候変動枠組条約第19回締約国会議)にルーテル世界連盟(LWF)は青年の代表団を派遣しました。

ルーテル教会の青年たちは、会議の席で地球温暖化対策が急務であることを力強く訴え、自分たちにできることとして断食キャンペーンを呼びかけ、まずは自ら行動を起こしました。それが、世界の指導者たちを動かすことになりました。

そうして始まったのが、「Fast for the Climate」キャンペーンです。
「気候変動を考え、温暖化を止めるために、気候変動の影響を受ける人々に連帯し、毎月1日に断食する」というものです。

これは、今年の同会議(COP20:開催地はペルーのリマ、12月1日〜12日)まで続くものでしたが、継続して行われるようです。
さらに、このことから刺激を受けて、新たに「Light for LIMA」というプロジェクトも起こされました。
今年のリマでの会議に合わせて、断食によって困難の中にある人に連帯し、世界各地で宗教者が、宗教を超えて祈りを紡いでいこうという取り組みです。

2014年12月7日、世界39カ所で、祈りのイベントが計画されています。
アジアでは、インド、香港(予定)、そして東京で行われます。

私たちの暮らすこの星の今と将来を心に置き、行動しようと呼びかけてくれたルーテル教会の若者たちに連帯し、共に祈りをささげます。どなたでも参加できます。

Light for LIMA「The Tokyo Vigil」
日時 2014年12月7日(日)17:00-18:30
場所 日比谷公園内 日比谷図書文化館(外)

・Light for LIMAについて
  http://ourvoices.net/(英文サイト)
・LWFの「Fast for the Climate」について



キャロリング・フォー・ピース2014のご案内

 









日本福音ルーテル教会も加盟団体のひとつである
「キリスト者平和ネット」より、お知らせをいただきました。

キャロリング・フォー・ピース 2014
 ~すべての人の平和を願い
  すべての人の平和を祈る~

集団的自衛権の行使容認、
稀代の悪法 秘密保護法の12月施行決定と、
政権は 戦争のできる国へとひた走っています。

福島原発事故は廃炉への道筋も見えず、
沖縄では民意を顧みない基地建設がすすめられ、
大企業優遇の経済施策は格差を拡げ、
私たち一人ひとりのいのち、生活は脅かされています。

今この国で、どれほど多くの方々が闇の中に
置き去りにされているかを思います。

そのようなところにこそ、
平和の主は光となって訪れてくださることでしょう。
平和の主を待ち望むアドベントのとき、
私たちは教派を超えて集い、平和の祈りと讃美を捧げた後、
ペンライトを持って街を行進します。
ハンドベルと平和の歌を街に響かせましょう!

街頭でのクリスマスカード配り、ハンドベル係募集中!
 平和ネット事務局までご連絡ください。

と き 12 12 日(金)
18:00 開場(うたの練習)
18:30 平和を求める祈り
     ★ 席上献金があります
19:30 キャンドル行進→ 秋葉原駅方面

ところ 日本聖公会 神田キリスト教
     メトロ銀座線:末広町駅3番出口、4番出口徒歩2分   
       千代田線:湯島駅6番出口徒歩8分
        JR線:秋葉原駅 電気街口徒歩10分

主催 平和を実現するキリスト者ネット
http://cpnet.bona.jp/
当日の連絡先:090-9003-1158(渡辺)










2014年12月2日火曜日

カトリック・日本聖公会・日本福音ルーテル教会合同礼拝の感謝

2014年11月30日(日)
待降節第1主日の午後に、日本福音ルーテル教会とカトリック教会、日本聖公会の3つの教会が共に集い、初めての礼拝が行われました。
テーマは「いつくしみと愛のあるところ」。
会場は、東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂。

ローマ・カトリック教会の第2バチカン公会議を受けて公布された「エキュメニズム教令」50周年の記念でもあったことから、礼拝に先駆けて、記念シンポジウムが行われました。
カトリックからは、光延一郎師(イエズス会司祭・上智大学神学部長)、
日本聖公会からは、西原廉太師(日本聖公会司祭・立教大学副総長)、
日本福音ルーテル教会からは、石居基夫師(日本福音ルーテル教会牧師・日本ルーテル神学校校長)がそれぞれ、「エキュメニズム教令」50年の実りとのテーマで講演をしました。司会は、日本福音ルーテル教会牧師である、江藤直純ルーテル学院大学学長が務めました。
 

続いて、合同礼拝が行われ、ペトロ岡田武夫カトリック東京大司教、大畑喜道日本聖公会東京教区主教、大柴譲治日本福音ルーテル教会総会副議長が司式し、日本福音ルーテル教会の徳善義和牧師が説教しました。徳善師はテーマでもある「いつくしみと愛のあるところ」と題し、ヨハネ福音書の「わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。」とのイエスの言葉から、自身の経験を踏まえながら、エキュメニズムの50年とそれ以前の歴史を語り、三教会が違いではなく共通点を感謝し、共に歩むこと、そして愛の実践においても一致していくことについて述べました。

礼拝の中では、一つの洗礼を共有している私たちがそれを思い起こす水、また、ただ一人であるキリストの光を共に分かち合う火が象徴的に用いられました。
 
合わせて630人程の人々が共に集い、賛美し祈る声は、会堂全体を揺さぶるような力強いものであり、集められていることへの祝福を思いました。70名の聖歌隊の貢献も大きなものでした。
 
今回のために用意された礼拝式文は、三教会それぞれの特色を反映し、また、その伝統を踏まえて新たに作成されたものです。今後、それが分かち合われて、各地でも礼拝がなされることを願っています。今年の待降節の始まりに、世界でもあまり例がない、歴史的、大きな喜びに満ちた合同の礼拝を与えられたこと感謝致します。