ラベル

2015年3月18日水曜日

日本キリスト教連合会講演会「戦後70年を見据えて〜憲法と宗教〜」



日本福音ルーテル教会も加盟する、
日本キリスト教連合会による講演会のご案内です。
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講演:「戦後70年を見据えて〜憲法と宗教〜」
講師:大澤真幸さん(「憲法の条件 戦後70年から考える」共著者)
日時:2015年4月23日(木)13:30〜15:30
会場:日本カトリック会館 マレラホール
   (JR京葉線「潮見」徒歩5分、カトリック潮見教会隣り)
事前申し込み不要、参加無料。
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バヌアツのサイクロンによる被害について



バヌアツを襲ったサイクロンのために、被害にあわれた方々のことを憶え、主の慰めと支えを祈ります。

国際援助組織「ACT」のサイトにて、数枚の写真、またレポートが掲載されています。
サイクロンの原因となったのは気候変動と考えられており、わたしたちの生活と密接な関わりがあると思われます。

災害に遭われた方々のために祈り、同時に気候変動の観点から、わたしたちがその生活を省みることを通して、困難の中にある方々と連帯する者でありたいと願います。


<写真の説明>
サイクロン「パム」が、2015年3月にバヌアツを襲撃しました。カテゴリ5とされた嵐により、多くのものが広範囲に渡り破壊されています。
「ACT for Peace」では、非常食、避難所と水でこの危機に対応しています。

<記事>
サイクロン「パム」は太平洋のバヌ アツで、数千に上る人々から家を奪いました。 風の強さは、2013年11月にフィリピンを襲い、深刻な被害をもたらした2013年の台風と比較されています。

バヌアツのボルドウィン・ロンズデール大統領は、嵐が、学校や診療所などの首都ポートビラのほとんどの建物を破壊したと述べ、気候変動がサイクロンの原因であると指摘しています。

バヌアツはの人口は、26,7000人。65の島々にひろがっています。情報を得ることすら困難な状況があります。
少なくとも8人が犠牲となったと報告されていますが、救助隊が遠くの島へ到着することで、被害の実態が判明し、犠牲者の数が急増することが懸念されています。

「ACT for Peace」では、非常食、避難所と水でこの危機に対応しています。
聖公会の海外支援部門も国の北部地域で活動を始めています。


※ACT=Action Churches Together
 世界教会協議会と世界ルーテル連盟が協力し、世界の多くの教会が加盟する国際援助団体。
 140カ国の貧困層をはじめ、様々な地域で活動している。

 東日本大震災に際しても、大きな支援を届けてくださった。
 

2015年3月17日火曜日

AERA誌(2015.3.23号)に関野和寛牧師が掲載されました

 
写真は「牧師ROCKSオフィシャルブログ」より

「AERA」(朝日新聞出版)2015年3月23日発行の12号に、日本福音ルーテル教会牧師の関野和寛牧師(東京教会)の紹介記事が掲載されました。

「宗教でハッピーになる」ー日本人でキリスト教徒、ムスリム、仏教徒として生きるーという特集です。20歳代、30歳代の4人の信仰者の内の1人として取り上げられています。

関野牧師自身が牧師として生きる決意をすることとなった出来事について、また音楽を通して、教会が無意識に築いている壁をキリストに従って壊して世に出て行くことについてなどが綴られています。

また、心に刻んでいる言葉として、マルコ福音書2:5とイザヤ書53:3を引用されています。

キリスト教や宗教を信仰して生きるということについて、読み易くまとめられています。
教会外のみなさんにお分ちするのにお勧めできます。

2015年3月11日水曜日

「3.11」を憶える祈り 2015



3.11」を憶える祈り 2015

司)全能の神よ。私たちは4年前に発生した東日本大震災とその犠牲者の方々、そしてまた今もなお様々な苦難の中で日々を過ごす被災者の方々を憶えて祈ります。あなたは傷ついた者、力無き者たちの唯一の慰めです。あなたの癒しと恵みの光が、この傷ついた世界を満たしてくださるように、わたしたちの痛みと悲しみを共にしてくださる主、イエス・キリストと共に祈ります。

司式もしくは担当者)
 神よ。今わたしたちは、震災で不慮の死を迎えた人々、そして愛する者を失った人々を憶えて祈ります。この地上で失われた全ての命が、あなたによって迎え入れられていることをわたしたちに憶えさせてください。そしていまなお消えることのない心の痛みを、あなたの慈しみによって癒してください。
 キリストのみ名によって。

会衆)主よ、あなたの癒しを与えてください。

司式もしくは担当者)
 神よ。今わたしたちは、震災とそれに続く原子力発電所事故によって生きる場を奪われた人々を憶えて祈ります。放射能の脅威によって故郷から離れなければならなくなった人々、生活の手段を奪われた人々の上に、あなたの豊かな恵みを注ぎ、その生活を守ってください。そして原子力発電所事故を一日も早く終息させることが出来るように、わたしたちがあらゆる知恵と力を結集できるように導いてください。
 キリストのみ名によって。

会衆)主よ、わたしたちを導いてください。

司式もしくは担当者)
 神よ。今わたしたちは、東北の地で被災した多くの外国籍住民、外国にルーツを持つ人々を憶えて祈ります。震災の被害に加えて、根深く残る差別が彼ら・彼女らを苦しめています。わたしたちは皆、共にあなたに創られた命であることを分かち合わせてください。そして、あらゆる差別を乗り越えて互いに尊敬し支え合うことの出来る、新しい世界へと歩んでゆけるように、どうかわたしたちを励ましてください。
 キリストのみ名によって。

会衆)主よ、あなたの励ましを与えてください。

司式もしくは担当者)
 神よ。今わたしたちは、被災地・被災者に寄り添い共に歩もうと心を尽くしている人々を憶えて祈ります。あなたの励ましとその一人一人に与えてください。直面する様々な困難な課題を乗り越えることが出来るように、あなたがその一人一人を導いてください。そしてその働きを一人でも多くの者が憶え、祈り、支える事が出来るように、わたしたちをあなたが結びあわせてください。
 キリストのみ名によって。

会衆)主よ、わたしたちを結びあわせてください。

司式もしくは担当者)
教会ために祈ります。
現代を生きる私たちは、自らの便利さや快適さを求めるあまり、一部の地域や人々に労苦を押し付けてきたこと、またそれに気づかないできたこと、そしてそうした社会を保たせてきた責任を覚えます。地上に平和をもたらす主に導かれ、命を分かち合う者として、平和を実現していくことができますよう、力を与えてください。そのために、キリストの体である私たちの教会を一つに結び合わせてください。

会衆)主よ、お赦しください。

司式もしくは担当者)
世界のために祈ります。
どうか、日本の政治と地方自治体の責任を担う人々をあなたの光で照らしてください。被災者の叫びに真摯に耳を傾け、いま必要な支援の手を惜しみなく差し伸べることができますように。
また、自然の力の大きさを知った私たちが、謙虚な心で自然と向き合い、自然と共に歩む生活を目指すことができますように。そうして、あなたのつくられた世界を守り、み国を示していくことができますよう導いてください。

会衆)主よ、導いてください。

司)全能の神よ。あなたの癒しと恵みの光で、この傷ついた世界を満たしてください。

  各自はしばらくの沈黙のうちに祈る。

司式)
神よ。
苦しみと悲しみの中からあなたに叫ぶわたしたちを顧みてください。わたしたちの思いと願いを越えたみ心によって、憐れみと愛のうちにわたしたちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。み子の受難によって示された変わることのないあなたの愛によって、すべての人が絶望の中に希望を、悲しみの中に慰めを見いだせることを感謝し、この祈りを私たちの主イエス・キリストによって祈ります。

会衆)アーメン
  
2015311

日本福音ルーテル教会東教区プロジェクト3.11

2015年3月7日土曜日

「イスラム過激派によるテロリズムと報復主義及び 排他主義の問題点と私たちの立場」(社会委員会:見解)


受難の主を尊びます。
 
このたび日本福音ルーテル教会(JELC)では、緊迫した世界の情勢の中で「社会委員会」において、「IS」を巡る諸問題に関する見解をまとめました。
(2015年2月4日にJELC常議員会長より社会委員会への見解作成の要請がなされ、2015年3月3日のJELC執行部協議において決議しました。)
 
わたしたちひとりひとりが、良心と信仰にてらしてこの現実を考え、行動し祈りを深めてゆく方向に教会が向かうために、この文章がその一助として用いられればと願っております。
 本文は以下のリンクより、ご覧ください。

主にありて

2015年3月2日月曜日

2015年 教職授任按手式


2015年3月1日、日本福音ルーテル教会において1899年の初めての按手以来、300人目となる教職授任按手が行われました。会場は、日本福音ルーテル教会宣教百年記念会堂。

立山総会議長は、新約聖書テモテへの手紙一4:12〜16より、「語る者自身と聴く者の救いのために」と題し、説教を行いました。

それに続き、4名の受按者による誓約がなされ、総会議長、副議長、各教区長、教師会長、宣教師会代表の9名により、1名ずつ按手を受けました。

按手を受けた新任牧師は、派遣される教区の教区長より、神のみことばを宣べ伝え、聖礼典を執行する職務のしるしとして、その肩にストールを掛けられました。

出身教会と神学校をはじめとする関係者、そして新任牧師を喜びのうちに迎え入れる教会のみなさんの祈りによって、4名の牧師の歩みが始められましたこと、感謝致します。




2015年3月1日日曜日

3・11を憶える礼拝



「3.11を憶える礼拝」

2015年3月11日14:46、私たちは東日本大震災を経験して4年を迎えようとしています。この一年、被災地の報道を耳にする機会はあきらかに減少しました。しかし地震によって、津波によって、原子力発電所の事故によって厳しい現実を生きている方々は今なお多くおられます。
被災地にかかわる全ての人を覚えて祈りましょう、小さな私たちの働きが主の導きのうちにすすめられるよう祈りましょう、一人ひとりが5年目の歩みをしっかりと踏み出すために、共に集いましょう。

日時 2015年3月15日(日)15:30-17:30
会場 日本福音ルーテル東京教会

15:30- 東日本大震災記念礼拝
説教者:明石義信牧師
(日本基督教団常磐教会牧師・東北ヘルプいわき食品放射能測定所「いのり」所長)

16:30- 被災地報告
報告者:佐藤文敬氏(元ルーテル教会救援現地スタッフ)

問い合わせ
小泉 でんわ 043-244-8008(千葉教会)

日本福音ルーテル教会東教区 プロジェクト3・11