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2016年5月1日日曜日

【熊本地震】九州教区対策本部よりの通信(2016.4.30付)

熊本地震 日本福音ルーテル教会九州教区救援対策本部報告③
救援対策本部の今週の活動を報告いたします。
熊本市内の5教会が行っている支援活動については、それぞれの先生方がFB等を通して発信しておられるので、ここでは救援対策本部の活動に絞って報告させていただきます。
①物資支援
全国の皆さんに募っている片付け支援他に用いるお掃除道具等は、たくさんの方々がご支援くださり、今のところ十分な量が現地(神水教会)に届いています。ありがとうございます。私たちは、皆さんが送ってくださったものを、教会、学校、施設、幼稚園・保育園、またそれぞれの地域で必要な方に、順次、届けはじめました。
※その上で、お願いです。現在、神水教会が、片付け支援のための物資の受取を引き受けてくださっていますが、物資の保管場所がいっぱいになってきました。ですので、5月7日までとしていた片づけ支援に用いるお掃除道具等の受け入れを、いったんストップしたいと思います。
別途、救援対策本部広報からご案内させていただきますが、今からの支援活動の状況の中で、また必要になったときには、物資支援のお願いをさせていただきいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
②避難所支援
「わかちあいプロジェクト(代表:松木傑先生)」と協同し支援を行う広安愛児園の避難所に、プレハブを設置いたしました(写真参照)。ここが、避難所支援の拠点になります。「わかちあいプロジェクト」の現地リーダーの牧野孝さん(写真参照)を中心に着々と準備が進んでいます。
③地域支援
現地を訪ねられたCFJ(チャイルドファンドジャパン)のスタッフと今後の支援について協議し、ルーテル関係の情報を提供するなかで、CFJがこれから行おうとしている支援(子どもたちの心のケア)にも協力していくことになりました。
また、健軍教会避難所では、自宅に戻ることができない方への支援が始まり、避難所支援の次のステップに入っています。
④片づけ支援
救援対策本部の5名の牧師が現地入りし、4件の片づけ支援を行いました(写真参照)。また、現在、熊本市内の教会に聴き取りを行い、片づけ支援を希望される方を募っているところです。それに合わせて、次週から、ボランティアの受け入れ、順次、片づけ支援を行っていきます。
※ただし、現在のところ、宿泊先等のこともあり、人数を制限しつつ調整しているところです。
⑤精神的な支援
大江教会が行っている支援活動に加えて、神水教会でも新たに「Rainbow Café」が始まりました。ここは、「地震から必死に子どもを守ったり、割れものが散らかった片付けをしたり、その中で毎日のご飯を用意したり。疲れているお母さんも一息つきましょう!(Rainbow Café FBより)」という場所です。
私たちの支援活動、「できたしこ」ですが、今、必要とされている方々に心をこめて届けることができますようにと、引き続き、お祈りとご支援をよろしくお願いいたします。
(本部長 岩切雄太)2016.4.30