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2018年5月17日木曜日

『神の恵みによる解放 ― 聖公会-ルーテルの黙想』出版


世界中の聖公会・ルーテル教会員による黙想集
『神の恵みによる解放 ― 聖公会-ルーテルの黙想』出版

〜 電子版は無償提供、書籍版も実費にて頒布 〜


 日本聖公会エキュメニズム委員会(委員長:西原廉太)と、日本福音ルーテル教会エキュメニズム委員会(委員長:大柴譲治)は、2018 年のペンテコステ(聖霊降臨日)である 5 月20日(日)に、『神の恵みによる解放 ― 聖公会-ルーテルの黙想』を共同で出版します。

 原書『Librated by God's Grace: Anglican-Lutheran Reflections』は、宗教改革500年を記念して、聖公会-ルーテル調整国際委員会(Anglican-Lutheran Coordinating Committee, ALICC)が世界各地の聖公会とルーテルの教会員に執筆を依頼して2017年に出版された、6 週間にわたる日々の黙想集です。すでに数十年に及ぶ対話と協働の歴史を重ねてきた日本聖公会と日本福音ルーテル教会の間でも、宗教改革500年の共同事業として、本書を協力して翻訳することが企画され、今回の出版に至りました。翻訳には、日本聖公会と日本福音ルーテル教会(青年、神学生たちの協力を得ました)よりそれぞれ5名が関与しました。
 
 本書は、両教会に属する世界中のクリスチャンが書いていることに大きな特徴があり、そこには教会の一致は神学的な対話や合意だけでなく、クリスチャンとしての生活を共にすることのうちに現れてくるものであるという深い真実が横たわっています。今後日本で、聖公会・ルーテル両教会間、そしてさまざまなエキュメニカルな場で、これを「共に読む」という交わりが盛んになることも期待されています。

 本書が広く用いられることを期待し、電子版(PDF ファイル)は無償でダウンロード可能といたします。また、書籍版も実費にて、聖公書店を通じて頒布します。
(書籍版は、6 月上旬頃の提供を予定しています。各教会には1部送付の予定です)

詳細は、本書のホームページ(http://www.anglicancathedral.tokyo/lgg/)をご参照ください。(電子版もこちらからダウンロード可能です)