ラベル

2018年8月8日水曜日

【西日本豪雨災害】2018年8月7日 西教区よりの報告



西教区より、豪雨災害被災者支援の活動報告(2018年8月7日付)が寄せられました。

<8月2日>
・「チーム竹田」の呉市安浦での奉仕でした。
・奉仕者 竹田(大)牧師、伊藤牧師、沼崎牧師、古川さん(広島教会員)
 なお、古川さんに車を出して頂いて、東広島駅から呉市安浦への道のりが行かれました。車の奉仕にも感謝という報告を頂いています。
・この日の作業は、呉市安浦で被災された①Tさん宅玄関前の泥かき作業、②Hさん宅(Tさん宅お隣)とTさん宅の間にある側溝の泥かき作業、及び庭に山積した泥出し作業でした。
 玄関前も側溝も、庭も、いずれも炎天下での作業であり、10〜20分に一度休憩を入れながらの作業でした。ご家庭が個別に抱えるニーズを感じ取り、そのニーズに応える形で作業が進められています。

<8月7日>
・「チーム水原」の呉市安浦での奉仕でした。
・奉仕者 水原牧師、角本牧師(九州教区 神水/松橋教会)、河田牧師(ルーテル学院)、熊谷さん(大岡山教会)、ルーテル学院学生(4名)
 ルーテル学院の学生は水原師の運転車(大型バンをレンタル)で徳山から出発し、東広島で他の方々をピックアップし、呉市安浦への道のりが行かれました。
・朝祷は水原師が、昼食前には河田師が、作業終了後には角本師が祈りを捧げてくださいました。
・この日の作業は、呉市安浦で被災されたTさん宅において、午前には、玄関前の敷地内にある「蔵」の中の泥出し作業、浸水物品の仕分け(全員で対応) 、午後には「蔵」の残った泥の掻い出し(3名) 、Hさん宅の「畑」の泥掻い出し(5名)でした。
・ルーテル学院の学生諸君にも、大きな働きをして頂きました。派遣くださった各方面に改めて感謝いたします。
<現地の状況について>
・安浦の復興状況は各戸によって異なっています。Tさんのように、有志ボランティア団体を利用できるご家庭は、片付けの進み具合も比較的早いのです。
・一方で、私たちが関わらせて頂いているTさんの筋向いのKさん、お隣のHさんのように、公共機関や「ボランティアセンター」経由のボランティアのみが片付け要員なご家庭は、敷地内片付けの進み具合は上記との比較で早いとは言い難いものがあります。
・安浦地区の労働必要状況は、呉市内でもニーズが高く求められている状況です。http://kuresc.net/svc/?page_id=235「くれ災害ボランティアセンター」より。
・各戸が安浦ボランティアセンターに支援を申し出ても、安浦ボランティアセンターが労働ニーズに対応し切れていない状況です。
・上記をあえて語り言葉で言えば、例えばある日、あるご家庭が「明日ボランティアを欲しい、何とかしてください」と申し出たとしても、「本当にごめんなさい、人がいなくて明日は派遣できないのです」とボランティアセンターが対応せざるを得ない状況です。
・呉市では、ボランティアをさまざまな形でサポートする体制が整えられつつあります。
・8月2日の「チーム竹田」の報告では、「ボランティアセンター」にて「冷たいタオル」「飲み物の支給」があったとありました。
・8月7日は「安浦ボランティアセンター」から南に8キロの「グリーンピアせとうち」が、無料入浴サービスを実施しているという情報を得て、「チーム水原」が汗を流してきました。ボランティアのための受け入れ態勢が整えられていることを皆で感謝して受け止めています。なお上記の「無料入浴サービス」は、対象者は「ボランティア」「避難者」「断水家庭」(順番は表記ママ)と限定されていることを付言いたします。

<日本聖公会神戸教区と岡山県キリスト教超教派>
・岡山県真備地区でボランティアセンターを立ち上げ、活動しています。
・8月2日に広島市内の聖公会聖職者と伊藤牧師の中継ぎのご配慮で、水原牧師が「聖公会倉敷ボランティアセンター」の視察(と労働)をしてきました。
・聖公会とは別ですが、岡山県真備地区でのキリスト教超教派の働きに、加納牧師が加わりました。
<今後の予定>
・8月10日(金)は「チーム竹田」の奉仕日となっています。
・広島で開催中の第20回ルーテル「子どもキャンプ」のスタッフの一部が参加するという情報が寄せられています。

・今後とも、お祈りとお支えをよろしくお願いいたします。