ラベル

2018年7月17日火曜日

【西日本豪雨災害】2018年7月16日 西教区よりの活動報告



主のみ名をたたえます。

1)「平成30年7月豪雨」に際しまして、お祈りとお支えを心から感謝いたします。

2)「現地訪問組(竹田牧師、水原牧師、永吉穂高牧師[九州教区小倉教会、直方教会])」から、無事に帰宅したとの最終連絡を7月16日22:38に受領しました。
  また本日も、運転の往復路の奉仕を竹田牧師に担って頂きました。
3)作業に先立ち、中途にて広島教会の伊藤牧師より広島市内の浄水を受領することが出来ました。先日西中国地区より持参したポリタンクに詰められたものです。
  この浄水は、呉市安浦町で被災されたTさんの「となりびと(Mさん)」のもとに運ばれました。
  Tさん宅は井戸水が出ていますが、Mさん宅は断水状態です。
  皆さまからの献品と連帯献金が用いられています。

4)広島教会有志による「現地訪問組への支援金」と手書きで書かれた封筒も伊藤牧師から受領しました。
  感謝して受領し、7月16日の昼食代、飲料水代として用いさせて頂きました。広島の方々のお気持ち、率直に嬉しいです。

5)「あぁぁ…。生きるも地獄、死ぬも地獄じゃねぇ」。これは、広島県呉市天応地区での、呉市による7月13日「避難指示(緊急)」情報に接した時に、安浦地区で被災された方々が話し合われていた言葉です。
  現地は今日もそのような言葉が飛び交う状況でした。7月13日の訪問時には、「ただの汚泥」でしたが、7月16日の訪問時には「臭う汚泥」となっていたという報告を受領しています。「地獄」についての語る言葉は、今もこの数週間も、安浦で働く牧師たちにはありません。ただ、黙して聴くだけしかできません。

6)「その日やることは、その日の朝に決まる」という言葉も、被災宅Tさんが語られていた言葉です。現地のニーズ(必要)は、日ごとに流動的なものとなっています。

 直近のニーズは現地訪問組の牧師たちによって聞かれ、皆さまのご支援の中で購入し、運ばれていますので、今後のニーズを思いつつ、皆さまにはお祈りを頂ければと思います。

7)松本教区長には、教区間調整の働き、全体教会、関係機関への情報提供、情報収集、教区間折衝、何よりも現地訪問牧師への牧会を担ってくださっています。
  西教区内に居られる牧師の配偶者に、留守を守る牧師家族への配慮(言葉かけ、支援)の奉仕を指示してくださいました。感謝です。
  そして、現地訪問組の牧師が牧する教会員には、それぞれの牧師家が個別に抱えている状況に応じて、昼食、夕食の用意、子どもの面倒見、医療用具の拠出を頂いています。
  教会が通常予定している諸集会の休会など行事が急きょ変更されることに、各教会員、求道者が対応してくださっていること、感謝にたえません。
  皆さまのご配慮とお気遣があればこそ、現地訪問組は今後とも働くことができます。

8)本日は、九州教区の格別なご配慮の中で、永吉穂高牧師に、九州教区からの派遣牧師として多大なご助力を頂きました。
  なお、九州教区から「高圧洗浄機」二台の貸与も頂きました。
  「高圧洗浄機」は、当面、被災宅Tさんのお宅での家具や大切なものの洗浄に用いられます。

9)本日は、安浦区ボランティアセンターからの青年2名(長野県、広島県:自発的に援助を申し出てくださった)、建設会社の現場作業員2名のご協力を頂いて、望まれていた作業を完遂することが出来ました。また、陸上自衛隊の方々9名も、被災宅Tさんのお宅の前に積まれていた汚泥、側溝に詰まった汚泥を除去してくださいました。
  陸上自衛隊の方々は、Tさんが大切にしておられ、浸水によって処分せざるを得なくなったエレクトーンも、こちらの要請を受けて、運搬用トラックに運んでくださいました。
  エレクトーンについては先日、これまで用いられたことの感謝の祈りが捧げられました。
  立場は異なりますが、それぞれの方が被災地支援のためのお働きを為してくださっていること。そのことに、Tさん、Yさんが何よりも感銘をうけておられました。

10)各地よりご助力や献品の詳細のお気持ちを頂いています。ただ現地の働きのニーズはその日ごとに異なり、また現地が望む支援品も然りです。
  人手を必要としていることは確かですが、安浦町の気候状況は今日も今後1週間も炎天下、高湿度、臭気です。
  現地で今も暮している方々のお気持ちを思いつつも、表現上の限界でから、一言で言い表さざるを得ない自身の職務上の罪を思いつつ表記すれば「過酷な状況」です。
  そのため皆さまへの人的支援要請は、当面のところ当方からの現地のニーズに合わせての要望を担当者(竹田牧師)から個別に相談させて頂きます。
 物的支援要請も、現地のニーズに合わせて山口県内で調達させて頂きます。
 お差支えない範囲内で、「連帯献金」へのご協力をお願いいたします。

11)本日、何が大変であったかについて。永吉穂高牧師「室内にこもっている熱」、竹田牧師「泥の臭気と重さの中での泥かき」、水原牧師「泥没した百科事典の重さと清掃」でした。
  また、安浦地区ボランティアセンターからの青年2名のうち、1名が過呼吸症状を呈し、急きょ休憩措置をとりました。
  その後、安浦地区ボランティアセンターからの青年は回復しました。
  各自、水分は適宜十分に摂ってはいました(3-5リットル)し、ボランティアセンターからの青年にも指示はしていましたが、厳しい状況には違いありません。
  尾篭な話ですが、現地訪問牧師は誰もお手洗いに行かなかったという事実から、労働環境をお察し頂ければと思います。

12)本日は昼食前に、祈りを求められた竹田牧師(教区伝道部長)が、作業終了後には同じく永吉牧師(九州教区派遣牧師)、水原牧師(西副教区長)が、それぞれの置かれた立場から、主に被災地の方々への癒しと執り成しを祈り、主の祈りを皆で祈り、安浦町での働きを終え、「また来ます」の言葉をめいめい述べて、帰路につきました。

以上です。