2018年6月28日から9日にかけて西日本を中心に広い範囲で深刻な被害をもたらした西日本豪雨災害(「平成30年7月豪雨」)では、7月11日現在150名を超える犠牲者が確認され、未だ多くの方との連絡が取れない状況があります。
その甚大な被害に心を痛め、亡くなられた方々の平安と、被害を受けられた方々、悲しみの中にあるすべての方々に慰めを、また被災者の救助と支援に尽くす人々に主の支えを祈ります。
当教会としての対応につきましては、昨日より開催されている教区長会において協議します。
●7月10日時点での情報です。
【広島教会/広島礼拝所・礼拝所】より
呉礼拝所関係者のほとんどが断水状態。
信徒の方1名の家は、7月6日夜と7月7日朝に床上浸水があり、1階部分がほぼ浸水した。現在は近くの知人宅に避難され、昨日から泥かき作業を開始されていますが、女性1人のお宅ですので近隣の方に助けられているようです。呉に通じる陸路がほぼ不通となっており、特に上記の浸水された方のお宅に行く道は現在ない状況です。
一方、海路は通じており広島港から呉港にフェリーを利用することは可能ですが、非常に混雑している様子です。
(7月11日朝より、伊藤牧師がボートにて海路、呉入りしているとの連絡がありました)
陸路が再開した後に、すぐに支援を行えるように必要な物資を調達し、広島教会に届け、本日現地にて今後の対応を検討するとのことです。
【西教区】
広島教会からの支援要請に基づき、西教区の西中国地区の牧師会を中心に7月10日に現地入りする。
【支援物資】 について
現段階では西中国地区が中心に物品調達を行い対応するとの報告を受けています。ご配慮のほどお願いします。
【岡山地区】について
加納牧師(岡山教会)が状況調査に入る。現時点では西教区より全体への支援要請は来ていない。
【岐阜教会、大垣教会】
教会、信徒の方々に大きな被害はない。
【近畿福音ルーテル教会】
教会、信徒の方々に大きな被害はない。
【西日本福音ルーテル教会】
玉島教会が床下浸水も、現在は問題ない。
教会、信徒の方々に大きな被害はない。
【フェローシップ・ディコンリー教団】
教会、信徒の方々に大きな被害はない。
【募金】
●日本国際飢餓対策(JIFH)による支援活動と緊急募金
●カリタスジャパン
世界レベルでルーテル世界連盟と協力関係のある国際カリタス傘下のカリタスジャパンは、この西日本豪雨災害による被災者の救援活動を行っていくため、救援募金の受付を開始。被災地の教区と連携して推進する救援活動のために活用。
募金受付口座
郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カトリック中央協議会カリタスジャパン
通信欄に「西日本豪雨災害」と明記
加入者名:カトリック中央協議会カリタスジャパン
通信欄に「西日本豪雨災害」と明記
日本福音ルーテル教会